光の速さを超えても過去に行けない理由[2/2]

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どのくらい時間が遅くなるの?


この図のとき
乗り物の進行方向をv  光の速さをc 乗り物の外にいる人の時をt1 載っている人の時をt2とすると
時間は√1-v^2/c^2 = t2/t1

で表すことができます。

速度 v = 0 の時、t1 = t2 になるので当然、時の進み方に差はありません。
もし速度 v = c = 30万km/s の時、t2 = 0 となり、時の流れは止まります。
つまり、光の速さで動き続ければ0秒でほかの惑星に移動できるようになります。
(ただしその人にとって0秒なだけで 1光年先の惑星に行くなら外ではしっかり1年がたっています)

じゃぁ光の速さを超えたら…

特殊相対性理論によると光の速さにするには無限大のエネルギーが必要なので、現実問題光の速さにすることがそもそもの課題ですが、
ひとまず置いといて、光速を超えた場合を考えてみます。

普通の状態が 1
時間が止まる時間が 0
だとしたら時間が戻る時間は当然

-1

ですね。

しかし光速を超えたところで√ の中にあるため、答えがマイナスになりません。
速度が光の2倍の速さだとします。

すると時間の遅れは t2/t1 = √(3)i

虚数 i が出てきます。

虚数 i というのは i × i = -1 になります。

なんだそれ。

時間が虚数ってなんぞや

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